植物性乳酸菌 SNKY（スンキー）

木曽郡南木曽町に住む従姉妹から美味しく珍しいものをいただきました。
植物性乳酸菌SNKY（スンキー）のヨーグルト

木曽を代表する「すんき」

長野県の南西部に位置する木曽地域は、私の中では「独自の文化を強く受け継ぐ」地域の一つとして認識されています。
「昔ながらの」と枕詞が使われる食生活がとても魅力的です。

木曽地方はこちら

中でも世界的に珍しいものが「すんき（すんき漬け）」と呼ばれる発酵食品です。
漬物なのですが、塩を使わずに無塩発酵させたものは他の地方ではほぼ見かけることがないものです。

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今では通販でも買うことができますが、各家庭で作るものだそうです。
きっとお家ごとにこだわりの作り方があるんでしょうね。

珍しいヨーグルト

「すんき」は、御岳山麓の火山灰地に育つかぶ菜にだけ付着する独特の乳酸菌だそうです。
（参考サイト：開田高原アイスクリーム工房web）
https://www.hif.jp/snky.htm

SNKYの名前は
植物性　Shokubutusei
乳酸　Nyuusann
菌　Kin
ヨーグルト　Yogurut
をローマ字に直し
頭文字をならべてみたらSNKY
あれ？
スンキーって読める！ということで
すんきをひっかけてネーミングしたものです

植物性乳酸菌ヨーグルト
伝統と最新の技術が生み出した、とても魅力的なヨーグルトです。

ローマ字が日常生活で当たり前のように使われる現代ですが、一般には使われなかった300年以上前に、このような語呂合わせができるだなんて思いもよらなかったでしょうね。

取ってつけたようなネーミングではなく、ぴったりの名前だと思います。

開田高原

この開田高原アイスクリーム工房は、木曽の中でも標高の高い場所にあります。
以前は「開田村」でしたが、2005年の「平成の市町村大合併」により木曽福島町、日義村、開田村、三岳村の４町村が合併して木曽町になりました。

開田村時代に訪れたことがありますが、水と空気と野菜と蕎麦が美味しかったと記憶しています。

長野市に住む私にとっては、岐阜県との県境までは少し距離があるので、しょっちゅう行ける場所でもありません。
（高速道路を利用して144km、下道で164km）

これから求められる地域像

日本全国の主要地域は、どこに行ってもコンビニ、チェーン店の外食産業やスーパーマーケットが国道沿いに並んでおり、変わりばえしない景色になっています。
旅行先で馴染みのコンビニや牛丼屋や回転寿司があるとホッとする反面、いつもと違う刺激を得ることは難しくなってきました。

いわゆる標準化されたような街並みは、ワクワク感やドキドキ感とは縁遠いです。
山や川により周辺地域との交流が困難な地域には、そこ独自の文化があり風習があります。
インターネットの普及により、情報を得るには便利な時代になりましたが、これから本当に求められるのは「独自性」のある地域だと思います。

そこにしかない食べ物や景色があってこそ、地域は育つのだと思います。
開田高原や、それを含む木曽地方などは、県外の人はもちろんのこと県内の人にとっても「ちょっと違う場所」と思えます。
SNKYのような、伝統と最先端の技術を融合させたオリジナリティあふれるものが、全国にできると日本中が活性化するでしょう。

まとめ

木曽は私にとっては第三の故郷。
訪れるたびにホッと癒されます。
SNKYのような「真のご当地名物」が増えると、日本中どこに行っても楽しめると思います。

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