自宅のインターネット環境 故障かなと思ったらやるべきこと

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機械にはそれほど苦手意識は無い。

会社員時代に医療機器のメーカーの営業をしていたので、現場での一時メンテナンスはそこそこの数をこなしてきたという自負がある。再起動して直らなければ基盤交換かケーブル類の断線だと思うので、二次メンテナンスの担当者に引き継ぐ。機械が変わっても基本は同じような感じだ。

目次

インターネットができない

2日ほど前、なんとなくインターネットが遅くなっていた。使えないことも無いので気にもせずにいた。動画の視聴時間がものすごく長い娘が文句を言わないレベルだと思ってもらうといい。

昨日11月4日(月)は振替休日で世間様は休みだ。私は台風19号で被災された方が集まる避難所へ整体ボランティアとして出かけており、帰宅は22時ぐらいになった。ボランティア活動の報告をしようと、facebookを開こうとしたらダメ。facebookだけでなく、メールもダメ、GoogleChromeもダメなので、これはインターネットそのものの障害だと判断した。

問題解決への検証

いつもできているインターネットへの接続ができなくなった時、持ち歩いているスマホで原因を検証する。一口にインターネットと言ってもいつも何をどう使っているのかで検証するものが異なってくる。

アプリやサービスを検証

スマホでfacebookやツイッターのアプリを開いて、単体のアプリだけが動かなくなっていたとしたら、そのアプリやサービスの問題なので、インターネットの問題では無い。他のインターネットへ接続して使うアプリがサクサク動いているとよく理解できる。

端末を検証

我が家は全員iPhoneユーザー。それに加えてカミさんはiPadユーザーで、私はMacBook AirとKindlefireのユーザーでもある。合計6つの端末があるが、2つ以上の端末で同じ現象が出ていたら端末そのものの故障では無い。

モデムとルーター

インターネットに接続する場合、モデムとルーターを使うパターンは少なく無い。我が家も使っている。光回線を使っているので、正確にはモデムではなく「光回線終端装置」と呼ぶそうだが、モデムのようなものである。

「あれ?おかしいぞ?」と思ったら、電源を切って15分ほど放置し、再び電源を入れるのが初期の対応である。これだけで結構な割合で復旧する。ここまでで22時40分になっている。すぐさま電源を切って風呂に行く。15分以上放置の時間を有効活用だ。ちなみにその時の長野市の気温は5度。この秋一番の冷え込みだ。避難所の窓側にて整体ボランティアのスペースをお借りしているが、窓側は本当に寒い。外で入浴の支援をしている自衛隊の方々は吹きっさらしのところにいるので、感謝で涙が出そうになる。とにかく寒さを感じた夕方以降の長野市である。

風呂から上がってモデムとルーターの電源を入れる。これでダメならプロバイダー(インターネットに接続するサービスを提供する会社)に復旧を依頼するしかない。

モデム、ルーター、端末共に再起動してもインターネットはダメであった。ジタバタしても仕方がないので、明朝9時にプロバイダーに電話して対策を打つこととする。やれることはやった感でいっぱいな1日であった。

ルーターが5つのランプがグリーンで点灯すればいい。

モデムはルーターの電源を切った後に電源を切る。
これのお陰で家の隅々までインターネットが楽しめる。今は製造中止になっているモデル。

プロバイダーに電話をする

昨夜、やれることはやったと思ったが、やはりもう一度検証してみた。モデム、ルーター、それぞれの電源を切り、30分後に電源を入れた。念のため、端末も再起動した。素直な機械だ、同じ現象のままである。プロバイダーとの契約書を出して、「お客様番号」がすぐ言えるように準備をする。モデムとルーターがすぐに確認できるようにして電話をした。スマホを使っての検証があるだろうから、固定電話でかける。

すぐに繋がり、お客様番号と名前ですぐに私の確認ができた。技術サポートの方の言う通りに検証をしてみる。私が何時にモデムの電源を切ったのかなどもプロバイダーでは分かるようで、「伊東様、10分ほど前にルーターの電源をお切りになってましたでしょうか?」と、私の検証の足跡を把握してくれていた。

オペレーターさんと検証

オペレーターさんが「では順番に」と言った後に、一緒にやってみた。

・モデムの電源を切る
・モデムのケーブル(A)を抜き差しする
・モデムのケーブル(B)のゆるみを確認して、ゆるんでいたらネジを強く止める
・ルーターの電源を切る
・ルーターのケーブル(A)を抜き差しする

自分でやったこととほぼ同じ。
ただ、ケーブル(B)がゆるんでいた。ネジ式なのだが、動かすことがないものがゆるんでくるとは思いもしなかったが、クルクルと回るので、強く締めるようにギュッと回した。

復旧

パソコンを再起動した
スマホを再起動した

自動的に繋がり、サックサクにインターネットができるようになった。チョロチョロとしか水が出ないシャワーで、なかなかシャンプーが流せないでいたところ、ドッサリとした水量がシャワーヘッドから出てきて、シャワーを洗い流すだけでなくヘッドスパもシャワーでできちゃうぐらいな気持ちになった。やばい、これ以上の水量と水圧が頭皮に当たると潤い成分まで洗い流されてしまう!そんな気持ちだ。

見落としたところ

どうせ何年か経過したら同じことが起こるだろう。備忘録的にこれを書く。
いいかい、未来の伊東さん!家のインターネットが繋がらない時には、ここを強く締めるのも忘れないようにな!

まとめ

やるべきことのほとんどが正解だったが、ネジ式のケーブルのゆるみに気づかなかった!
ナットを複数個使って、滅多なことでは外れないようになってはいたが、本体との接続はただただ回すだけでゆるむ可能性もあるんだなと気づいたのが今回の故障で得た教訓である。

この記事を書いた人の著書

『ねこ背を治す教科書』(伊東稔/ソーテック社)

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伊東 稔

伊東稔/Minoru ITO 骨盤矯正と姿勢改善の専門家 カイロプラクティック伊東(長野市)院長 兼業主夫でもあり料理好き 『ねこ背を治す教科書』著者 http://amzn.to/2qB9VS2

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