ご多分に洩れず、私もうなぎは大好きです。
土用の丑の日が近づくにつれ、
テレビも新聞折込チラシも、
はたまたコンビニに至ってはどの店舗も
「うなぎ召ませ!召ませうなぎ!」と
うなぎからは逃れられないほど
うなぎ列島となる日本です。
子どもの頃からの食生活を思い出した時に、
鰻屋さんで食べた記憶がありません。
鰻屋さんで買ってきて、
「おうちごはん」の体験はありますが、
テレビで見たような鰻屋さんで食べたことはないのです。
それもそのはず
私が育った大阪の伊東家も
現在の長野の伊東家も
家族揃っての「おうちごはん」の時間を
何よりも大切にするからなのでした。
目次
ついに来た!鰻屋さんで食べる時!
ひょんなことから友人とランチをすることになりました。
それも「うなぎを食べよう!」となったものだから大興奮!
まあ50歳にもなったのだから
鰻屋さんの1回や2回は行っててもおかしくありません。
いろんなお店を食べ歩いて
食レポはその辺の芸能人顔負けな友人のチョイスが
長野市の「花ぶき(かぶき)」でした。
完全予約制
こちらのお店は、前日までの予約が必要です。
「この日に絶対に食べに行くぞ!」と
強い気持ちを持って予約しましょう。
「行けたら行く」なんて中途半端な気持ちで
予約電話をしちゃダメです。
なにがなんでも
この日はうなぎ!この日は「花ぶき!」
そんな気持ちが大切です。
もし万が一、都合が悪くなったら
誰かいける人に代わりに行ってもらいましょう。
完全予約制のお店って
そんな気持ちでお付き合いしてもらいたいです。
産地をアピール
私程度の舌だと、どこ産のうなぎだろうが
美味しく感じるのですが、
このようにしっかりと
「どこ産のうなぎですよ」とお知らせくださると、
うなぎの生産者産も応援したくなります。
生産者がいて、調理する人がいる
一匹のうなぎのルートを考えると
多くの方のお陰で
美味しさを満喫できるのだなと
遠くの養鰻業者さんのことまで思いを馳せることができ
うっとりしてきます。
個室に通される
3人でお店で待ち合わせでした。
私は一番乗り。
緊張感を持ちながらも、
「ようこそいらっしゃいました」と通されると
緊張感が期待感に変わりました。
室内には白焼きのポスターが
入り口にはタレで焼いたポスターがありましたが、
室内には白焼きのポスターがありました。
愛知県三河一色産のうなぎ
タレも白焼きも
期待がどんどん高まります
窓からの眺め
お店の入り口からは分からなかったのですが、
高台になっているお店の奥からの眺めがこちら
緑が映えて
気持ちのいい盛暑です。
窓辺から振り返る
窓からの眺めを楽しみ、
振り返り、改めてお部屋を見る
畳の上にテーブルと椅子
現代風でありながら、少しも違和感を感じませんでした。
椅子の生活が多くなっている昨今
畳の涼やかさを保ちながら
イスとテーブルはとても具合がよろしい。
メニューとご対面で小踊り
友人が来るまでの時間
私は「待つ時間」が好きです。
友人よりも多くの時間を
メニューを読んだり、室礼を楽しんだりできるからです。
ましてや、
初めての鰻屋さん!です。
なんですって?
蒸さない関西風?
大阪出身の私です。
子どもの頃に食べていたのは、
母に手を引かれて買い物に行った商店街で
うちわをパタパタと焼いていた
関西風の蒸さないうなぎに他なりません。
すっかり忘れてしまっていましたが、
私のうなぎの味の原体験は
まさに「蒸さないうなぎ」だったのです。
今日の気分はどっち?
こちらのお店「花ぶき」では、2つのメニューから選びます。
一つは「ひつまぶし」
言わずと知れた、名古屋を中心とした中京地方でよく食べられているものですね。
もう一つは「しらかば重」
白焼き+蒲焼きで「しらかば重」とは、なかなか洒落たネーミングだと思います。
迷いに迷った挙句、
しらかば重を注文することにしました。
運ばれるあれこれ
注文が決まったところで、色々と運ばれてきました。
山椒塩:白焼きをこれで食べる
醤油:白焼きをこれで食べる
うなぎのタレ:白焼きを食べ終わってから、蒲焼きを食べるときにご飯にかける
香の物:三種類
骨せんべい:友人を待つ間、ポリポリと
香ばしくて歯ごたえも心地いい
主役級!肝吸い
あくまでも吸い物は吸い物である。
しかし、椀ものは日本料理の花形であることは間違いない。
それが今日は鰻屋さんでの肝吸いだ。
うなぎの内臓の吸い物である。
キモ焼きも美味しいのだが、
身を焼いているので
吸い物にしてもらうととてもバランスが良い。
炊き方を聞くべきだったご飯
寿司であれば酢飯はその店独自のブレンドをして、
釜で炊いたり水にこだわったりすると聞く。
鰻屋さんのご飯、
いったいどんな秘訣があるのだろうか?
うなぎを目の前にしていると、
ついつい聞きそびれてしまった。
硬さといい味といい、
うっすらとした香ばしさといい
うーん
お米好きにはたまらん美味しさである。
蒲焼きのタレに合うためには
ベタベタしていたら台無しである。
米粒の一粒ずつがしっかりとしている
いい炊き加減でした。
いよいよご対面
主役の登場である。
この朱色の容器
ほんわかと暖かい!
後になって気づいたが、
実に保温性に優れた容器である。
蒲焼き
うなぎと言ったら蒲焼き
蒲焼きと言ったらうなぎ
それぐらいイメージが強い蒲焼き
串打ち三年
裂き八年
焼き一生
と言われるほど、うなぎは奥が深い。
それだけで独立して職人がいるぐらいなので、
器用な素人が真似できるものではないと思うので
私は手を出さない分野である。
ああ、それにしても
このツヤ
この焼き目
この香り
見ただけでドーパミンが噴出である。
白焼き
これは焼き魚ではない
うなぎは魚ではあるが、
他の魚を焼いたものとは一線を画す
うなぎをこのように焼いたものは
「うなぎの白焼き」という
独立した食べ物である。
「うなぎと言えば蒲焼き」
そんな価値観で頭の中がいっぱいの私ですので
「うなぎの白焼き」がチョイスできる機会があっても
ついつい蒲焼きを選んでしまっていた過去の私。
この日は両方食べることができる
とても貴重な体験日なので
心して味わうつもりになる。
食べる直前まで、
まだまだ蒲焼きに心が揺れていた。
そう食べる直前までは…
全部揃った
いよいよ準備が整ったので
食べる直前の勢揃いした集合写真
きっちりとした集合写真
白焼きを食す-山椒塩
いよいよ楽しみスタート
グダグダ言ってないで
焼きたての美味しいうちに食べる!
まずは白焼きを山椒塩で
声を失った後
気を失いそうになり、
「なんじゃぁ!こりゃぁ!」と叫んでしまった。
こんな世界があったの?
ねえねえ、
こんなに美味しいうなぎの食べ方、
どうして誰も教えてくれなかったの?
そこまで思わせる衝撃である。
これは蒸したうなぎでは絶対に味わえない。
パリッと焼いたうなぎでしか味わえない。
かと言って、焼き魚とは絶対に一線を画す。
はあああああああああああああああああああ
最初の一口目からとても幸せになった。
白焼きを食す-わさび醤油
山椒塩を楽しんだのち、
間髪入れずにわさび醤油に挑戦
白焼きの山椒塩でびっくりしすぎたので
少し気を取り直して挑戦する。
わさび醤油でしょ?
わさび醤油なんですよ。
普通は想像つきますよね?
その想像を上回る美味しさがありました。
特にわさびが大好きな私です。
ご機嫌さんにならない訳がありません。
いよいよ大詰め!蒲焼き
「白焼きを食べた後に蒲焼きをお楽しみください」と
お店の方に進めていただき、
ここまでその通りに食べてきました。
いよいよ大詰め
最終章の蒲焼きです。
ここで同席した友人からのアドバイスで、
タレをうなぎにかけるのではなく、
ご飯にかけて、さらにご飯に山椒をかけて食べることを
勧められました。
山椒をご飯にかけたおかげで、
蒲焼きそのものの味と
甘辛くなったご飯に山椒のピリリとした爽やかさが
渾然一体となり楽しむことができました。
デザート
デザートは甘酒をゼラチンで固めたゼリー
連日の猛暑日に対して
これほど適したデザートがありますでしょうか。
うなぎの余韻を楽しみながら、
さっぱりとした甘さがとてもよかったです。
まとめ
蒸さない関西風
これぞ美味しいうなぎの一番
そう思えました。
店舗情報
今回の美味しいうなぎ料理はこちら
うなぎとかにの専門店 花ぶき(かぶき)
https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1010376
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アゴラ 言論プラットフォームにて取り上げていただきました。(2018年1月23日)
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メディア掲載②
グノシーで取り上げていただきました。そしてランキング1位(2018年1月23日)
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メディア掲載③
Yahoo!ニュースで取り上げていただきました。(2018年1月24日)
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伊東 稔
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