複数の収入源を持つ時代

リアル仕事、私の場合は「カイロプラクティック伊東」の院長としての仕事になりますが、それは私が施術院にいて、お客様がご来院して初めて成り立つ収入源です。

準備を整えお客様をお迎えし、一定の時間をお客様のために使い、価値あるサービスをご提供することで料金をいただくスタイルの仕事です。

このスタイルの仕事をしていると、収入に関しての不安も発生します。

私が怪我や病気になったら
親の介護や子どもの用事で休業を余儀なくされれば
旅行で遠出をしていたら

よくも悪くも、私がそこにいることでしか収入は発生しません。人類の歴史を振り返ってきても、このスタイルが当たり前の時代が長く続いていました。

今はインターネット全盛の時代です。いつでも誰もがオンラインでつながることができます。リアルに人と会わなくても、オンラインで収入が得られる時代になりました。

店舗を構えなくても
大規模な設備投資をしなくても

パソコン、またはスマホだけでも稼げる時代になっています。

『おうちでカンタン! はじめる・稼げる「オンライン起業」の教科書』（山口朋子著／日本実業出版）は新しい時代の起業の方法、もう少し身近な言葉で言い換えると「簡単に始められる稼ぎ方」の教科書です。

リアル仕事にプラスアルファの収入が欲しい人も、「起業したい」と思っていながら、何から手をつけていいのか分からない人も、まずは本書を読んで実践してみてはいかがでしょうか。

時代の流れ

手作りアクセサリーを販売する場合、「フリマでリアルに人を集めて、または人のいる場所に出かけて販売する」のと「メルカリで出品して欲しい人に販売する」の２つの方法があると思います。

インターネットのない時代だと、日程と場所を決めてブースを確保して出品し、冷やかし客の相手をしながら値段交渉し、安く買い叩かれ、その日の出品料（ショバ代）を払ったらランチ代も出ない…なんてこともあったかも知れません。

そもそも、そこに集まるお客様候補の人たちは、あなたの手作りアクセサリーのファンでもなんでもなく、「なんとなく通りかかった人」「他のメインのイベントのためにそこにいる人」だったりします。

そしてそのイベントであなたのお店は「ハンドメイドアクセサリー（300円〜）」と紹介されるだけで、「え？手作りアクセサリーが300円から？雨が降っても行きたい！」と思わせる魅力があるかと言えばそうでもないでしょう。

今はメルカリを始めとするフリマアプリを利用して時間も場所も気にせずに日本中の人にあなたの作品を紹介し、販売することが簡単にできます。あなたが手間ひまかけて作った作品を、冷やかし客の相手をしながら「４個まとめて買ってくれたら1000円ですよ〜」と声を張り上げて集客することもありません。写真を見てもらい、商品説明欄を読んでもらい、気に入った人がポチっとボタンを押すだけで売買が成立します。リアルなフリマでのショバ代に相当するものは売り値の10%程度の手数料だけです。

本書では特にフリマアプリの活用法について書かれてある訳ではありませんが、仕事の仕方（稼ぎ方）が変わってきている例として思いついた次第です。

２年ほど前になるでしょうか、面白半分で公園で拾ってきた松ぼっくりをメルカリに出品したところすぐに売れました。その経験を活かして「メルカリ家庭教師」の肩書きで集客したところ、１時間5000円の料金で何人もの方にお教えすることができました。

私の本業はカイロプラクターですが、「ちょっと興味を持ってチャレンジしたことが２つ目の収入にもなる」という実証ができました。