しっかりと読んだので、目次(+アルファ)を備忘録的に書きます。
目次
Chapter1 脳を“理想の形”につくり変えよう
あなたの脳の使い方、間違ってない?
脳は死ぬまで成長を続ける
脳がもっとも成長するのは20代から40代にかけて
学校の成績が良かった人は要注意
記憶力が低下したら思考力を鍛える
一品主義の「脳トレ」ではダメ?
脳の力がグンとアップする「脳番地」という考え方
“脳番地”とは何か
脳番地の原型は18世紀のウィーン
脳番地は「つながる」ことで強くなる
脳番地は8つの種類に分けられる
①思考系脳番地ー人が何かを考えるときに深く関係する脳番地
②感情系脳番地ー喜怒哀楽などの感情を表現するのに関与する脳番地
③伝達系脳番地ーコミュニケーションを通じて意思疎通を行う脳番地
④理解系脳番地ー与えられた情報を理解し、将来に役立てる脳番地
⑤運動系脳番地ー体を動かすこと全般に関係する脳番地
⑥聴覚系脳番地ー耳で聞いたこと全般に関係する脳番地
⑦視覚系脳番地
ー目で見たことを脳に集積させる脳番地
⑧記憶系脳番地ー情報を蓄積させ、その情報を使いこなす脳番地
P29
脳番地の成長は「枝ぶり」で決まる
脳番地は組み合わせて鍛えられる
眠っている脳番地を刺激せよ
脳のコンプレックスを見直そう
脳番地を刺激する3つのポイント
ポイント①日常の生活を見直す
1日2000円の食費→1000円の食費
見直したら工夫が生まれる
ポイント②脳の「癖」を知る
ポイント③「したい思考」で発想する
「やらなければならない(should)」は「させされ思考」(受け身思考)
「やりたい(want)」は「したい思考」(能動的思考)
「させられ思考」を「したい思考」に変える!
Chapter2 思考系脳番地トレーニング
思考系脳番地 脳全体をひっぱる司令塔
1「1日の目標」を20文字以内でつくる
十分な睡眠を取っておくこと
2身近な人の長所を3つ挙げる
無理に探し出そうとする試みが、思考力を鍛える
3「絶対ノー残業デー」をつくる
期限が設定されると、それまで右脳の中を旋回していた思考に、アウトプットを担う左脳が加担します。
「2学期の最初の日」というデッドラインまでにやるべき作業を逆算し、アウトプットを続けた結果、期限内に作文が完成するわけです。
4ゲームでわざと負ける
わざと負けるようにゲームをすると、自分が置かれている状況を異なる立場からとらえる力が身につきます。
5自分の意見に対する反論を考えてみる
思考のパターンをできるだけダイナミックに変化させて、普段使っていない脳番地にいい刺激を与えましょう。
6寝る前に必ず3つのことを記録する
たとえわずかな時間でも頭の中が整理され、思考系脳番地が活性化されるというわけです。
7休日の行動計画を他人に決めてもらう
普段使わない思考パターンによって動くことは、脳番地のシフトによって脳の働きを高めることにつながるのです。
8必ず10分間の昼寝をする
脳の「オン」と「オフ」を意識的に切り替えましょう。思考をコントロールし、脳の機能を高めるためにも、睡眠によって脳の血圧を下げることはとても大事なのです。
9足・腰のツボをマッサージする
脳の負担を減らし、集中力を高めるという意味では、非常に有意義な作業なのです。
マッサージ同様、きちんと入浴することも大事です。
Chapter3 感情系脳番地トレーニング
感情系脳番地 死ぬまで成長し続ける脳番地
感情の起伏が激しい人は、この感情系脳番地を鍛えて穏やかな気持ちを維持する必要があると思います。
10出かける前に「何があっても怒らない」と唱える
「頭がいい人」と、「心が豊かな人」であるとは限らないのです。
知識を得ることと感情を豊かにすることは、それぞれ別々に訓練しなければならないのです。
11「楽しかったベスト10」を決める
過去の記憶を利用して現在の感情を意識的にコントロールしていることに他なりません。
12「大好きなもの」を10日間断つ
このトレーニングのポイントは、「誘惑」に打ち勝つことだけでなく、感情系脳番地にちょっとした負荷を与えることです。
このトレーニング本来の目的は、あくまでも脳への刺激を変えたときに感情がどう変化するかを観察することにあります。
13「ほめノート」をつくる
この「ほめノート」には、日々の生活の中で「自分で自分をほめたい」と思ったことを書き留めておきます。
ほめられてウキウキすると、感情系脳番地に隣接する思考系脳番地も一緒に刺激され、2つの番地の間に良い循環が生まれます。
14新しい美容院を開拓する
脳は、常に挑戦し続けていないと育たない器官です。
要するに、脳は「新しい体験」を求めているのです。
感情体験は、人間に取ってとても大切なこと。
知的な体験も必要ですが、その一方で感情を揺さぶられるような体験をしなければ、人間の能力は伸びません。
15植物に話しかけてみる
話しかけること自体が、感情表現になっているからです。
興奮していた脳がクールダウンされるのです。
視覚系脳番地も刺激されるのです。
16まわりの人にその日の印象を伝える
相手の状態をわずかな時間でも感じ取ることが、「察知力」の工場につながるのです。
Chapter4 伝達系脳番地トレーニング
17創作料理をつくってみる
料理を作ることは論理的な思考を鍛える訓練にもなるのです。
18団体競技のスポーツに参加する
団体競技に参加すると、状況の変化に柔軟に対応する力を養うことができます。
これも伝達系脳番地を鍛えるための重要な要素。
19相手の話に3秒間の「間」を空けて応じる
口ゲンカではお互いが相手の言葉をさえぎり、発言を断ち切ってしまいますが、それではお互いに適切な伝達ができません。そこで一呼吸できる間をつくることで、意見を言い合える状況ができ、相互理解が深まるのです。
20選択肢を3つ考えながら話をする
あらかじめ選択肢を準備して質問することは、相手を楽にするだけでなく、質問する自分自身の伝達力を向上することにもつながります。
21自分の目標を親にメールで伝える
年代の違う相手に想いを伝えるという点と、それをわかりやすく文章化するという二重の課題を要求されているところに難しさがあるのです。
22相手の口癖を探しながら話を聞く
「キーワードを探しながら相手の話を聞く」ことは、伝達系脳番地を鍛えるのに大きな効果があります。
伝達系脳番地は、相手に何かを伝えるときだけでなく、人から情報を得ようとするときにも刺激されるのです。
23カフェでお店の人に話しかけてみる
見知らぬ人に話しかけるときには相手のリアクションが読めませんし、性格や立場などその人の予備知識はまったくありません。
そのため、伝達系の脳番地がフル回転するというわけです。
Chapter5 理解系脳番地トレーニング
24 10年まえに読んだ本をもう1度読む
25部屋の整理整頓・模様替えをする
26自分のプロフィールをつくる
あらゆる角度から自己分析することで、自分に対する理解が深まると同時に、他者と違う自分らしさに気づくことができるでしょう。
27電車内で見かけた人の心理状態を推測する
28おしゃれな人の服装をまねてみる
29普段絶対に読まない本のタイトルを黙読してみる
30出かける前の10分間でカバンの整理をする
時間制限があると、最初にうちは焦りが生まれ、追い詰められたような気になりますが、この焦りを逆手に取れば、心地よい緊張感の中で理解力を向上させることができるのです。
31帰宅した直後に俳句をつくる
32地域ボランティアに参加する
33尊敬する人の発言・行動をまねる
本当に尊敬する人のようになりたいと思うなら、「なぜ自分ができないのか」「なぜ自分がそこにあこがれるのか」について、真剣に考えようとするでしょう。
このように、他者を理解しようという思考こそが、理解系脳番地を鍛えることにつながるのです。
Chapter6 運動系脳番地トレーニング
34利き手と反対の手で歯みがきをする
35カラオケを「振り」つきで歌う
36歌を歌いながら料理をつくる
37鉛筆を使って日記を書く
手で書く
鉛筆や万年筆は、書くときに先端を微調整しなければなりません。
38名画を模写する
39階段を1段とばしで下りてみる
40頭が働かなくなったらひたすら歩く
思考が行き詰まったときには、とにかく体を動かして脳の活動を無条件に運動系脳番地へシフトさせなければなりません。
作業で酷使した脳番地の活動を意識的に休ませることができるはずです。
Chapter7 聴覚系脳番地トレーニング
聴覚系脳番地 成長のきっかけは生まれてすぐの本能的欲求
41ラジオを聴きながら寝る
42店で流れている有線を聴いて気に入ったフレーズを拾う
43会議中の発言を速記する
44ニュースを見ながらアナウンサーの言葉を繰り返す
45自然の音に注意を払う
46遠くのテーブルの会話に耳をすませる
47特定の音を追いながら音楽を聴く
48あいづちのバリエーションを増やす
あいづちを使い分けるためには、相手の話にきちんと耳を傾け、話を細部まで理解していなくてはなりません。
Chapter8 視覚系脳番地トレーニング
視覚系脳番地トレーニング 見る・動きをとらえる・目利きをする脳番地
49雑踏の中を歩くとき、空きスペースを見つけながら進む
50電車の中から外の看板を見ながら数字の「5」を探す
51オセロの対戦中に白と黒を交代する
52ファッション雑誌を切り抜いて自分の服装をコーディネートして見る
53自分の顔をデッサンする
54鏡を見ながら、毎日10種類以上の表情をつくってみる
55映画やドラマのキャラをまねてみる
単に「見る」から「見たい」に変わるだけで、脳の働きはまったく異なります。
「〜される」という状況では脳は受身のままですが、「〜したい」と思うことで、情報を自ら主体的に取得するようになり、結果的に脳が活性化されるのです。
56街ですれ違う人の背景を推測してみる
57公共スペースが汚れていく過程を観察する
「気づき」が、視覚系脳番地に刺激を与えてくれるのです。
もうひとつ別の能力が鍛えられます。
それは「発想力」。
Chapter9 記憶系脳番地トレーニング
記憶系脳番地トレーニング 伸ばす秘訣は知識・感情との連動
58お互いに無関係な知り合いの「共通点」を探す
59 1日20分の「暗記タイム」をつくる
60新語・造語を考えてみる
61論語を覚える
62洋楽の歌詞を聴いて口ずさんでみる
63前日に起きた出来事を3つ覚えておく
64日曜日に翌週の予定をシミュレーションしてみる
65その日の「ベスト発言/ワースト発言」を選んでみる
66ガイドブックを持たずに旅行に行く
旅先では事前に覚えていたこの記憶と、現地で収集した情報を合わせてスケジュールを組み立てていくことになりますが、この作業が独創的な旅を実現してくれるのです。
このトレーニングでは、行きたい場所の情報を優先的に覚えるでしょうから、おのずと「したい思考」で記憶を使うことになります。
この記憶の使い方がガイドブックの内容を確認するだけの「させられ思考」の旅行とは、比べものにならないほど脳に刺激を与えることは言うまでもありません。
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メディア掲載①
アゴラ 言論プラットフォームにて取り上げていただきました。(2018年1月23日)
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メディア掲載②
グノシーで取り上げていただきました。そしてランキング1位(2018年1月23日)
https://goo.gl/AKMcNC
メディア掲載③
Yahoo!ニュースで取り上げていただきました。(2018年1月24日)
https://goo.gl/wpNsxf
伊東 稔
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