「どうせ私なんて…」と思っていませんか?
他の人は輝いて見えるのに、自分は…と落ち込むことが多くありませんか?
実はあなただけではなく、あなたの周りの人も結構同じように思っているとしたらどうですか?
「いやいや、私ほどクヨクヨする人間なんて他にはそうそういない!」と言い切れるほど、自分に自信がないかもしれませんね。
あなたのその考え方は「自己肯定感が低い」と言います。
「ああ、私って自己肯定感が低いのか。知ってるけど、人から言われるとムカつく!」と思うでしょうが、自己肯定感は高くすることができるのです。
目次
自分に自信が持てるとしたらどうでしょう?
「それって、『ポジティブに考えろ』とか、『自分に自信を持て』とか言うやつでしょ?無理!できればとっくにやってますってば!」と怒られるかもしれませんね。そうだとしたらあなたは自己肯定感について、どれだけのことを勉強しましたか?何冊の本を読みましたか?
ひょっとしたら、日々悶々としているだけで、知ろうともしない時間を過ごしてきたのかもしれませんね。
このブログを読んだのをきっかけに、自己肯定感が高い人になる方法を身につけてはいかがでしょうか?
教科書はこれです。
『マインドフルネスと7つの言葉だけで自己肯定感が高い人になる本』
廣済堂出版
著者は藤井英雄(ふじい・ひでお)さん
心のトリセツ研究所代表。
精神科医・医学博士。
マインドフルネス実践家。
日本キネシオロジー学院顧問。
マインドフルネスとアファメーション
マインドフルネス
ネガティブ思考の原因は心が「今、ここ」を離れてしまうことです。思考が未来や過去に飛ぶことで、不安やゆううつなどを感じやすくなるのです。
(P6)
過去のことを「ああだこうだ」と考えても変えることはできません。
未来のことを想像して不安がっていても何も生まれません。
「今、ここ」にだけスポットを当てることからスタートしてみましょう。
過去の後悔、未来の不安、他人への不満、自己嫌悪などに向かって、心が「今、ここ」から離れてしまうのは「うわの空」です。
うわの空の反対が「マインドフルネス」といいます。
アファメーション
「アファメーション」
聞きなれない言葉ですね。
アファメーションとは、「肯定的な言葉を使って自分で自分に宣言すること」です。これらは自らの潜在意識に働きかけることで、「思考と感情をポジティブに導き、理想や夢、目標をかなえる」ための優れたツールです。
(P6)
本書の柱
・「今、ここ」に生きることで幸せになるマインドフルネス
・「理想の未来」を自己肯定宣言で実現するアファメーション
この2つですばらしい相乗効果が期待できます。
(P7)
215ページの本の内容をこれだけで理解できるとは思いませんが、まずは「マインドフルネス」と「アファメーション」という言葉があるんだぐらいにとどめておいてください。
こんな人におすすめです
「自己肯定感」なんて考えたことも無い人は、下記に当てはまるかどうかでチェックしてみて下さい。
これらのキーワードで悩んでいたら、自己肯定感を強化することで解決します。
他人を支配
自分を優位に立たせたい
いじめ・DV、ハラスメント、怒り、よい子が豹変
他人に依存
批判を恐る
断れない、頼めない、人に迎合、引っ込み思案、挑戦できない
ほめられたい
よい子、おせっかい、地位への競争、物への執着、完璧主義
現実逃避
自分を自動操縦
酒・タバコ、依存症、過食・拒食、自傷行為
多かれ少なかれ、どれかのキーワードが気になると思います。
これまでの人生を振り返ってみて、ずっと悩んでいることがあれば、これがいい方向に変身するチャンスになるはずです。
決めつけないこと
「◯◯な性格だから…」と自分の性格を決めつけて、落ち込んでいてはもったいないです。
これまでも「ポジティブになろう!」とチャレンジしたかもしれませんが、上手くいかなかったですね。無理やりポジティブな思考になろうとするのも苦しいものです。努力、根性で性格や思考なんて変えられるとは思いません。
「これまで頑張ったけれど変えられなかった」と決めつけないようにしましょう。
マインドフルネスやアファメーションの存在を知らなかっただけのことです。知ってはいたけれど、正しく実践しなかっただけです。本書があなたをポジティブな性格へと導いてくれるはずです。
読みやすい
「精神科医の書いた本だから難しそう」と決めつけないことです。実はこの本は、難しい医学用語や専門用語が少なく、中学生が読んでも理解できるぐらいの平易な言葉で説明されています。
そして、ハルカと師匠の二人の会話で物語が進む方式で書かれています。登場人物のハルカさんになって、師匠の説明を聞くことでジワジワと自己肯定感が高い人になれます。
自己肯定感が弱い人は幸いです。
自己肯定感が弱いなりに
今までなんとかやってきましたよね。
そのつらい思いはすべて「伸びしろ」です。
本書でお伝えする
マインドフルネスとアファメーションによって、
自己肯定感が強くなれば、
あとは幸せな人生が待っています。
ほんの少しの実践を積み重ねていくだけで、人はいい方向に「変われる」のです。
まとめ
無理やりにポジティブになる必要はありません。むしろ苦しくなるからやめましょう。でも「今、ここ」を意識するだけで随分楽になることが体験できれば、悩みのほとんどは解決できます。
本物の「ワクワク」を感じられる毎日を過ごせるように変われるので、ぜひ読んで実践していただきたいです。
伊東 稔
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