無限ループを体感した夏の日

友人が困っていた。

彼は自分のイベントと、ボランティアの予定を同一日に入れてしまったのだ。

「どなたか助けてくれませんか？」の呼びかけに、快く応じて差し上げた。

私が得意とする分野のボランティアなので、スケジュール調整さえできればお手伝いできる。

ボランティアの代打ではあるが、彼の半分ぐらいはお役に立てると思う。

彼が参加するイベントも、その趣旨は素晴らしいもので多くの方のお役に立つイベントである。

イベントもボランティアも、彼らしくて素晴らしいものだ。

素晴らしい彼ではあるが、彼は無限ループを形にしたような行動を取る。

「無限ループを形に？」

何のことか分からないだろう。

彼は…

私をそのイベントに招待したのだ。

ボランティアの代打さんを募集
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代打さん決定
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代打さんにイベント招待
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代打さんが代打さん2号と交代
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代打さん2号にイベント招待
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代打さん2号が代打さん3号と交代
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代打さん3号にイベント招待
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代打さん3号が代打さん4号と交代
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以下延々と続く
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ボランティア精神あふれる人による世界的なイベントに発展（予定）