2種類の「疲れ」と回復法

カウンセリング

「ああ疲れた」と口にするとき、大きく2種類の「疲れ」のどちらかに分類されます。

目次

「疲れ」の分類

①肉体的疲労

運動を頑張ったとき、たくさん歩いたり筋トレを長時間したり、文字通り「体を動かした」後に感じる疲労感は肉体的疲労に分類されます。

この場合は、よく食べてよく眠れば回復します。
極めて健康的な疲労と言えます。
特に、「よく眠る」ことを意識してください。

筋肉痛がひどい時には、アイシング、入浴、ストレッチなどをして回復してください。

②脳の疲労

デスクワークがメインの人、家事や育児に多くの時間を割く人、「忙しい」が口癖の人などはこれに相当します。
当院でもこちらの疲労感が強い人が多いです。

仕事
人間関係
家事
育児
など、「ストレス」に繋がる疲労感は全て「脳の疲労」です。

脳の疲労の解消法

脳の疲労の解消法は、
・日常生活を少し変える
・日常生活にちょい足しする
この2つを柱に実践することをお勧めします。

積極的な小休止

仕事、人間関係、家事、育児は、昨日も今日もさほど大きく変わることがありません。
楽しく集中して、やるべきことをやっていれば問題ありません。
逆に、飽き飽きしてきたら積極的に小休止するべきです。
3時間の作業をするとしたら、「3時間集中して15分休む」より、「1時間に5分ずつ休む」方が脳にとっては健康的です。
脳はマンネリを嫌います。
脳は飽きることを嫌います。
ほんの少しでも飽き飽きしてきたら、深呼吸をしたり、立って歩いたり、視線を変えたりした方が、脳の健康に役立ちますし、仕事の効率も向上します。

ランチタイムの過ごし方

デスクワークの会社員であれば、ランチタイムはデスクから離れましょう
できれば室温や空調が一定のオフィスから離れて、外に出て日光を浴びたり風を感じたり、緑を見たりすることをお勧めします。
「移動する時間も惜しい」と、オフィスのパソコンの前で簡単な食事を済ませる姿が「一生懸命さアピール」に見えますが、効率が悪くなると言わざるを得ません。

おうちでランチタイムを過ごす人は、ルーティンのランチタイムが好きな人はそれで。
いつものランチタイムが飽き飽きしているのであれば、お天気のいい日に近所の公園におにぎりを持って行って食べるのも新鮮でリフレッシュできます。

運動の仕方

リフレッシュになると思い、足がガクガクするほどの強度の運動を長時間するのはお勧めしません。
特に夕方や夜に強度な運動は控えましょう。
なぜなら、強度な運動をすると自律神経の交感神経が優位になり、心拍数や血圧が上がり、夜の睡眠の質を悪くすることに繋がるからです。
夕方や夜の運動は、軽いウォーキングストレッチヨガなど、「筋肉痛になる要素が少ない」ものを選ぶといいでしょう。

食事

疲れた時には甘いもの
疲れた時には肉モリモリ
疲れた時には炭水化物たっぷり
いろんな理由をつけて好きなものを食べたくなるでしょうが、甘いものも肉モリモリも炭水化物たっぷりも、脳の疲労回復にはさほど貢献しません

脳疲労を改善するというより、「好きなものを食べてドーパミン(快楽物質)が出た」というだけです。
いっときの快楽を得るのが目的と理解していればいいです。

お酒

「お酒の力を借りてリフレッシュ!」
と思いきや、アルコールで脳の機能を低下させているだけです。
そして寝る前の深酒は、脳を覚醒させる作用があるので、睡眠による疲労回復を阻害するものです。
かっこ悪いお酒の飲み方は、脳にも体にもよくないということです。

入浴

熱いお湯にたっぷり浸かるのはやめましょう。
交感神経がますます優位になり、睡眠を阻害するだけです。
ぬるめのお湯に浸かるようにして、良い睡眠が取れるようにしましょう。

まとめ

「疲れた」と言うのが口癖になっている人は、自分がどのタイプの疲れなのかを分析してみましょう。
よく分からないと思ったら、専門家や詳しい人に相談してみましょう。

当院では、どの疲労なのか、どうすれば回復するのかをカウンセリングして生活習慣改善のお手伝いをしております。
特に家事疲れ、育児疲れに関しては得意とするところなので、ご利用者さまも多いです。
お子様づれでもお気軽にお越しください。

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伊東 稔

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