22分で読む『人生うまくいく人の感情リセット術』

書評

秘密のルートで(笑)発売日前に手に入れました。
『人生うまくいく人の感情リセット術』
樺沢紫苑著/三笠書房

精神科医の樺沢先生の初の文庫本といいうことで、ワクワクしながらページをめくります。

目次

22分で読める!

1ページ目から読むのもいいですが、1回目はパラパラと読むことをおすすめします。
目に留まるのはこれ!

一目でその項目全体が理解できるイラストです。


大震災に見舞われたような時、どうすれば(どう考えれば)いいのかが理解できます。
不安を解消するのも一瞬でできるのです。

238ページ中、22ページがこのようなイラストで、その項目に何が書かれているのかが一目瞭然なのが嬉しいです。
目に留まったイラストと内容を要約したキーワードが1ページに描かれています。
気になる所で右あるいは2ページほど前を見ると、そのイラストの詳細が書かれてあるので理解が深まります。

パラパラと見て気になる所は数ページ戻る。
これだけで1分ほどです。
これなら読書に時間がかかる人も、大切なことがすぐに読めてしまいます。
22ページ分のイラストですので、1分×22ページで22分あれば全体像が掴めるでしょう。

脳科学に基づく科学的な方法で「苦しい」が「楽しい」に変わる

昨今、脳内物質が注目されています。
ドーパミンエンドルフィンセロトニンノルアドレナリンアドレナリンコーチゾールなどの横文字や、「幸福物質」「快楽物質」などの言葉もよく見聞きするようになりました。

「医学用語やカタカナは苦手」と思う人も多いのですが、見慣れてくると一つずつ覚えてきます。
テストを受けるわけでもないので、覚える必要が無いと言えば無いのですが、「自分に大切なのはコレ!」と注目したらすぐに覚えることができます。

この難しそうなカタカナの脳内物質が、「苦しいよう」「楽しいよう」と思う気持ち(感情)を作っているそのものなのです。
本書では、「苦しい」が「楽しい」に変わる方法が書かれています。
それもお薬を使わずにです。

すぐにできる具体例

「やらされ感」を作るのはノルアドレナリン思考です。
「自発的」なのはドーパミン思考です。

仕事をする場合、人からやらされているのと、自発的にやるのでは感情が正反対です。
もちろん自発的にやる方が、能率もよく、やっている間も充実感があふれることでしょう。

「やらされ感」のノルアドレナリン思考を、「自発的」なドーパミン思考に変えるのは実に簡単なことです。
それは「自発性を引き出す言葉を使うようにする」のだと書かれています(P53)。

◎「もう8時だ。仕事に行かないと」
「よし、8時だ。今日も仕事に行くぞ!」

◎「今日も、3時間残業させられる」
「残りたったの3時間。頑張るぞ!」
(P53)

言葉づかいを少し変えただけで、簡単にドーパミン思考ができて「自発的」にやれる人になれるのです。
お薬も他人の援助も必要ありません。

このような「すぐに実践できる」具体例が全項目に書かれてあるので、読後には「苦しい」が「楽しい」に変わる、変えられる人に成長するでしょう。

まとめ

今回は22分で読んだ感想でしたが、次回はじっくり読んで、「苦しい」お悩みを抱えている人のお役に立てる記事をいくつも書きますね。

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※冒頭で秘密のルートでと書きましたが、本当は発売前の出版記念講演会に動画参加したので数量限定の本書を入手できました。
Amazonでは2018年12月22日発売だそうですので、今のうちに予約しておきましょう。

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伊東 稔

伊東稔/Minoru ITO 骨盤矯正と姿勢改善の専門家 カイロプラクティック伊東(長野市)院長 兼業主夫でもあり料理好き 『ねこ背を治す教科書』著者 http://amzn.to/2qB9VS2

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