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禊(みそぎ)
【みそぎの語源・由来】
身体を水で洗い清めることから、みそぎは「ミソソギ(身滌・身濯)」の約と考えられる。 「ソソギ」は「すすぐ(そそぐ)」の連用形が名詞化した語で、水で洗い清める意味から、「汚名をそそぐ(すすぐ)」など罪や穢れを清める意味でも使われる。その他、「ミ」は「水」の意味とする説や、「ソギ」は「削ぐ(そぐ)」とする説もある。
『記紀神話』の中にある、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が亡き妻の伊弉冉(いざなみ)を黄泉の国に訪ねた後、筑紫の日向で身体についた穢れを祓い清めるた話が、みそぎの始まりという。
寺社で参拝前に手を清めることや、雛の節句で人形を流す行事、潮干狩りなども禊が略式化されたもので、塩で清める儀式も海水で行った禊の名残りといわれる。
現代では、スキャンダルが発覚した政治家が立候補する選挙を「みそぎ選挙」といい、選挙に勝った際には、民意によって政治責任に区切りがついたという意味から「みそぎは済んだ」などというように、体を水で清める以外にも用いられる。
–語源由来辞典より
古来より日本人は体を水で洗い清めたり、拭き掃除をして体も周辺の環境も清潔に保つ精神が宿っています。新年を迎えるにあたり、大掃除したくなるのはその精神が根付いているからででしょう。
参考文献:神社で開運体質になる! 神さまが願いを叶えたくなる「神結び」の方法/白鳥詩子著
新しい年は、「年神様から賜わるもの」なので、年末には特に念入りに掃除をしなければなりません。
平成30年の予期せぬ大掃除その1
先日12月23日は義父の誕生日でした。お酒が好きなので適当なものを選びカミさんの実家に行きました。
他にも一緒に食べるご馳走をいくつも抱えて玄関に入るやいなや、手が滑ってそのお酒を落としてしまいました。瓶に入っていたのでパリンと割れて玄関にお酒をぶちまけてしまいました。
そんじょそこらの住宅の玄関の広さではなく、兼業農家の玄関は広いんです。
雑巾やモップで拭き掃除が開始されました。
お酒も水や塩と同様に邪気を払うものの一つとポジティブに考えて、豪勢にたっぷりのお酒で大掃除並みの拭き掃除ができてしまいました。
平成30年の予期せぬ大掃除その2
平成30年12月26日、今日は定期的に交換している浄水器のカートリッジの交換日。取り外して玄関の外に置いておきました。
当然、交換の人が来るまでの間はキッチンの水道はカートリッジ無し。それでも原水を使うことがあるので水道を使います。ジャーっと水を出している時に、うっかり手が浄水器の本体に触れてしまい、横から水が出てしまいました。
原水の出口は太く、横からの出口は細いです。当然のことながら細い出口からは勢いよく水が噴出します。あっという間にキッチンの床は水浸し。
これ幸いと、普段水拭きをしないキッチンの床をキレイにするチャンス到来です。床だけでなく壁にも水が飛び散りましたので、立体的にあちこちの拭き掃除ができました。
(写真はイメージです)
ピッカピカ〜⭐️
まとめ
お酒をこぼしたのも、水をぶちまけたのも、「いずれやろうと思っていた大掃除のチャンス到来!」と思えたのが功を奏したのでしょうね。
「あああ…」と思う暇がありませんでした。
自分でやらかしてしまっておいて言うのもナンですが、
「やってもおたもんはしゃあないやんけ!」
(「してしまったことは仕方がない」の大阪弁)
この精神がしっかりと根付いたことも、今年の成長の一つです。
伊東 稔
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