ブラックベリーのジャムを作ってみた

我が家の庭の隅にブラックベリーがあります。
夏に旬を迎え、赤い実が真っ黒になって食べごろです。
赤い時には酸っぱいだけで、まさに未熟な味。
黒々としてから収穫しましょう。
黒くなったら、そっと触るだけでポロリと枝から実が離れます。

ブラックベリーとは

毎度おなじみWikipediaによるとこんな説明

ブラックベリー (Blackberry) は、バラ科キイチゴ属の一群の種または1種の低木およびその果実。広義には Rubus 亜属の総称として使う。ただし Rubus 亜属にはブラックベリーのほかにデューベリー（英語版）類も含まれ、それらはブラックベリーから区別することもある。
クロイチゴ、ブラックラズベリー（英語版）はいずれもラズベリーであり、（広義でも）ブラックベリーには含まれない。

狭義のブラックベリー
狭義には、 Rubus 亜属の栽培種セイヨウヤブイチゴ（西洋藪苺、学名 Rubus fruticosus）。ただし Rubus fruticosus をさらに多数の種に分割する説もあり、その場合は狭義のブラックベリーも多数の種の総称になる。
米国中部原産で、落葉半つるである。開花期は5月下旬から6月で、結実期は7月から8月上旬である。果実は生のまま食べることも出来るが、多少酸味があるためジャムにして食べることも多い。

ブラックベリーの食べ方・調理法
ヨーグルト、クリーム、トースト、パイに添えたり、ジャム、酒、スムージーに加工したり、それらをケーキ、ムースにしたりする。ラズベリー、ブルーベリー、いちご（ストロベリー）と合わせて盛り付け、ベリーベリーと呼ぶこともある。

収穫したてのブラックベリー
黒々としてますね〜

収穫しては冷凍するを繰り返すこと１ヶ月

わりと長い期間、収穫ができます。
収穫しては冷凍保存、収穫しては冷凍保存を繰り返し、ジャムを作るのにいい量までためます。
ボウルに一杯で約１kgでした。

鍋に投入

およそ２kgのブラックベリーを鍋に入れて加熱します。
ブラックベリー以外は何も入れません。

徐々にブラックベリーの水分が出てきます。

砂糖を投入

果汁が出てきたら、砂糖を投入します。
２kgのブラックベリーに対して１kg入れました。

ひたすらひたすら混ぜ混ぜします。

ドロドロとしてきましたが、まだまだです。

木ベラで潰す＆泡立て器で分離させる

木ベラで鍋の側面に押し付けて潰します

泡立て器でツブツブの集合体を分離させます

修正無しでこの悪魔みたいな赤色

レモン果汁を投入

ちょっと休憩がてらの味見

適量をコップに入れ、水で割りました。
甘酸っぱい飲み物ですが、まだまだ美味しくありません。
薄いね。

秘密兵器を買ってきた

相当量のタネがあり、それを取り除きたいのですが、普通のザルだとあっという間に壊れそうです。
ホームセンターで見つけたザルに一目惚れ、即購入。

タネを濾すのに、丈夫なザルがありがたい！
一枚物なのでとても丈夫です。

タネが小さいので、ザルの穴を通り抜けるものもありますが、
半分以上はザルでキャッチしました。

悪魔みたいな赤い色(笑)

タネ、およびタネの周りのペクチンを多く含む部分が取り除かれました。
重量にして約５００g
結構な割合ですね。

瓶詰め

買ってきたビンとフタ
食洗機でしっかり洗った後、熱湯につけておきました。

ブラックベリーと砂糖を煮たものも
だいぶトロリとしてきました。

粘度があるので１００度を超えています。
このタイミングでビンに入れます。

逆さまに

すぐさまフタをして、逆さまにします。
こうすることで、雑菌が入り込むのを防ぎます。

完成

ビンにして８つほど。
いくつかはお友達に分けてあげました。

取り除いたタネを有効活用

ホームベーカリーでパンを焼く時に、クルミを入れるような感覚でブラックベリーのタネを入れてみました。
パリパリとしたタネの食感が好きな人には美味しいかも。

私は、「パンはパンで食べたい」と思う方なので、あまり好みませんでした。

まとめ

ブラックベリーはそのまま食べて、驚くほど美味しいとは思いません。
一つ二つ食べたらいいやって思います。

ジャムにしてみましたが、
私はこのタネが厄介だと思います。
しっかりとタネをとる方が好きだな。

バリバリとタネを噛みしめるのが好きな人は好きだと思いますので、
完全にはタネ抜きをしていないブラックベリーのジャムはお好みだと思います。

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