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『ねこ背を治す教科書』解説ブログ
「ねこ背」の分類
本書では悪い姿勢を総称して「ねこ背」と呼んでいます。
大雑把すぎるかもしれませんが、細かいところに注目しすぎて本質(美しい姿勢になろうとする行動)を見失うのが一番よくありません。
とは言え、おおよその分類だけでも知っておきましょう。
「ねこ背」は大きく「骨盤前傾タイプ」と「骨盤後傾タイプ」の2つのタイプに分類されます。(P21)
骨盤前傾タイプ
背骨の土台である骨盤が前に傾くと、上半身が前方に傾きます。(P21)
骨盤が前に傾く原因は、骨盤の前方にある腸腰筋がしなやかさを失って、硬く縮まった状態になることです。
このことについては、別のブログで詳細にお教えします。
・背中がS字ではなく、全体がひらがなの「く」の字
・手の位置がかなり前にでる
横から見た姿勢で、この2つを特にチェックしてください。
「反り腰」も「骨盤前傾タイプ」
一見するといい姿勢に見えますが、反り腰も「骨盤前傾タイプ」に分類されます。
軍隊の「気をつけ」の姿勢にも似ています。
腰痛に発展することもあるので、気をつけましょう。
無理やりにいい姿勢にしようとすると、このタイプになることも多いです。
骨盤後傾タイプ
「いわゆる“ねこ背”の代表的な姿勢」で、多くの人がこのタイプです。(P22)
背骨の土台である骨盤が後ろに傾くと、上半身が後方に傾きます。
背骨の土台は傾いていますが、身体はバランスを取って立とうとするので、頭は前に出てきます。
・前に出た肩
・平べったい背中
・ぽっこりお尻
・ぽっこりお腹
横から見た姿勢で、このあたりをチェックしてみましょう。
まとめ
骨盤の前傾も後傾も多少なら姿勢に影響はありませんが、骨盤の傾きを作ってしまう「特定の筋肉の硬さ」「筋肉の縮み」を放置しておくと姿勢の悪さに発展します。
悪い姿勢を予防するためにも、またパフォーマンスの良い動きができるように、「姿勢」を気にするようにしていきましょう。
本ブログの内容は『ねこ背を治す教科書』に掲載されているものの、さらなる解説です。
ねこ背を治す教科書 | |
伊東 稔
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アゴラ 言論プラットフォームにて取り上げていただきました。(2018年1月23日)
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グノシーで取り上げていただきました。そしてランキング1位(2018年1月23日)
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Yahoo!ニュースで取り上げていただきました。(2018年1月24日)
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伊東 稔
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