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『ねこ背を治す教科書』解説ブログ
人類の進化を見てみよう
人類の進化がよくわかる図。
現存する動物で当てはめてみると、ゴリラやチンパンジーらしい姿が左の2つ。
右に進むにつれ、だんだん現在の人類になっていきます。
前足として手を使っていた動物(左)から、完全二足歩行(右)に移行しています。
画像はこちらより
「かっこいい」定義
この図にない時代、図よりずっと左に位置する時代は、ネズミやモグラのように四つ足で生活をしていました。
今のほとんどの動物と変わりない時代です。
だんだんと前足が「手」としての役割を担って二足歩行に進化していったと仮定すると、私たちは人類の最先端の姿です。
最先端=かっこいい
前の時代=かっこ悪い
このように考えると、手が前足だった時代に近い姿をかっこ悪いと思うのが通常ではないでしょうか。
手を「前足として使う時代」
手を前足として使わない、直立しているヒトの姿勢をかっこいいと認識するのです。(P27)
いつの時代も「最先端」は「かっこいい」象徴です。
「ねこ背」になっているときは、前の時代の人類に近い姿勢をしているので、
かっこ悪い
イケてない
みっともない
このように感じるのです。
「ねこ背」というより「猿背」
いつから姿勢の悪いのを「ねこ背/猫背」と呼ぶようになったのかは知りませんが、姿勢の悪いのを日本語では「ねこ背」と呼びますね。
このブログから考察すると、「猿背」と言ってもいいかもしれません。
ただ、わざわざ造語や新語を流行らせることもないので、これからも姿勢の悪さを「猿背」ではなく「ねこ背」と呼びます。
まとめ
壮大なスケールで、かっこいい姿勢とかっこ悪い姿勢の一面を考察しましたが、いかがでしたか?
本書では、たった4行でさらりと流していますが、草案時には1章丸ごと使うほどのボリュームでした。
というのも、私は子どもの頃から進化についての勉強が大好きで、小学生ながら「未来の地球の生物はどうなっているか」が書かれてある高価な本を買ってもらった思い出があります。
進化の考察は大好きでしたが、理系アタマを持っていなかったので趣味程度に落ち着きました。
もし今から大学に行って学ぶ事ができるのであれば、迷わず生物の進化の道に進むでしょう。
ほんの数行ですが、子どもの頃から憧れていた「生物の進化」について書けた事がとても嬉しく思います。
本ブログの内容は『ねこ背を治す教科書』に掲載されているものの、さらなる解説です。
ねこ背を治す教科書 | |
伊東 稔
ソーテック社 2017-06-03 |
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伊東 稔
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